・作物の生育時期を選ばず、害虫の発生に応じた使用が可能。確実な効果が期待できます。
・ハスモンヨトウ、オオタバコガなどの大型チョウ目に、速効効果があります。
・薬害のリスクが少なく、安心して使えます。
・コナガ、アザミウマ類、ダニ類、ハモグリバエ類など、複数の害虫を同時防除。
・適用作物も60種類以上と幅広く使えます。
◆上手な使い方
アファーム乳剤の特長は、効果の発現が速いことと、殺虫活性の幅が広いことです。この特性により次のような使用上のメリットが得られます。
大型チョウ目害虫の老熟幼虫もすばやく防除できます。
チョウ目害虫だけでなく、アザミウマ類、ハモグリバエ、ハダニ、サビダニ、ホコリダニなどを同時に防除できます。
ヨトウムシまたはアザミウマ類を中心とした散布体系で、ダニ類やハモグリバエの密度抑制を同時にすることがで きます。
(1)キャベツやはくさいの場合
成分の分解が速いので、残留を気にせず収穫7日前まで使えます。また、薬害を心配せずに幼苗から収穫前の止め散布にも安心して使用できます。
チョウ目害虫は抵抗性をつけやすいので、アファーム乳剤はローテーションの1剤とし、持続効果に優れるマッチ乳剤、BT剤、その他系統の異なる薬剤を交代で散布しましょう。
(2)果菜類の場合
分解が速く収穫の前日まで使えます。
ミカンキイロアザミウマ、チャノキイロアザミウマ、ミナミキイロアザミウマに効果があります。散布時に存在する成虫および幼虫をすばやく防除します。残効性は1週間程度ですので、成虫の飛び込みが頻繁な場合には1週間間隔で散布してください。また、抵抗性の発達を回避するため、アクタラ顆粒水溶剤や系統の異なる薬剤などと輪番で使用してください。(適用作物について注意してください)
オオタバコガ、ハスモンヨトウなどの大型チョウ目の防除ができます。発生を認めてからでも効果があります。 マッチ乳剤などの予防剤との輪番で使用するとより経済的で、抵抗性の予防にもなります。
チョウ目害虫やアザミウマ類の防除と同時に、ハダニ、サビダニやホコリダニの密度も抑制しますので効率的です。