プライオリティジャンボ 250×10
・新規有効成分エフィーダ(一般名:フェンキノトリオン)とトリアファモンを配合した2成分初・中期一発処理除草剤です。
・3.5葉期までのノビエに卓効を示します。
・SU剤抵抗性ホタルイ、コナギなどの広葉雑草、オモダカ、クログワイ、シズイなどの難防除多年生雑草にも有効です。
【注意事項】
雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3.5葉期までに、時期を失しないように散布してください。
多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
エゾノサヤヌカグサは2葉期まで、ウリカワ、キシュウスズメノヒエは3葉期まで、ホタルイ、ヘラオモダカ、ミズガヤツリは4葉期まで、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生始期まで、ヒルムシロは発生盛期まで、セリは増殖期まで、シズイは草丈3cmまでが散布適期です。
オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
散布の際は、やや深めの湛水状態(水深5~6cm)にして水の出入りを止めてください。
小包装(パック)のまま10アールあたり10個の割合で水田に均一に投げ入れてください。
散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
藻類・表層はく離、浮き草などの水面浮遊物が多い場合は、拡散が不十分になるおそれがあるため、使用はさけてください。
以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2cm/日以上)
軟弱苗を移植した水田
極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
植穴の戻りの悪い水田
直播水稲に使用する場合、以下の点に注意してください。
発芽直後の稲に対して薬害を生じるおそれがあるので、適切な覆土をおこない、稲の出芽揃期以降に散布してください。
稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、入水後水持ちの安定した後に散布してください。
梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけてください。
パックに使用しているフィルムは水溶性なので、濡れた手で作業したり、降雨で破袋することがないように注意してください。
散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないでください。
薬害のおそれがあるので、後作物としてなす、たまねぎ及びさやえんどうを栽培しないでください。