畑地1年生雑草、特にイネ科挫創およびカヤツリグサ科に効果大 雑草発生前処理剤。
一年生雑草に有効。ノビエ、メヒシバにも高い効果の除草剤。
◆雑草発生前の土壌処理により、畑地一年生雑草、特にイネ科雑草に効果を示します。
◆野菜、とうもろこし、豆類、いちごなど広範囲の作物に使用できます。
[注意事項]
・使用量に合わせ薬液を調製し、使い切る。
・雑草の発芽後ではほとんど効果がないので、雑草の発芽前に散布する。
・タデ科、アカザ科などの広葉雑草には効果が劣るのでイネ科雑草優占圃場で使用する。
・発芽直後のきゅうり及びねぎに対しては、薬害を生ずる恐れがあるので、付近にこれらの作物がある場合は薬液が飛散してかからないよう十分注意して散布する。
・はくさい、ほうれんそう、だいこん、かぶ、のざわなでは薬害を生ずる恐れがあるので砂質土壌での使用はさける。
・こまつなに使用する場合
1)砂質土壌では薬害を生ずる恐れがあるので使用はさける。
2)播種時の覆土は1~2cmとする。
3)薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行なう。
4)薬剤散布後の過剰の灌水はさける。
・有機物を多く含む土壌や粘質土では、効果が劣る場合があるので、所定範囲の高薬量で使用することが望ましい。
・いちごに使用する場合
1)親株床では植付後およびランナー発生時の2回、また本圃では定植後及びマルチ前の2回散布し、体系で処理すると有効である。
2)本圃では、なるべく株に薬液がかからないように注意し、暖地では株間処理した方が安全である。
3)半促成栽培では、株間処理をする。
・いんげんまめに使用する場合、金時類(白金時類は除く)、中長うずら類にのみ使用する。
・たばこに使用する場合
1)改良畦面被覆栽培では薬害を生ずる恐れがあるので使用をさけ、無被覆栽培、普通畦面被覆栽培では定植前10~20日(畦面被覆の場合は被覆の前)に処理する。
2)処理によって初期生育が抑制されることがあるので、処理後定植までの日数は所定範囲でなるべく長くとるようにする。
・さとうきびに使用する場合、ツノアイアシには効果が劣る。
・ソルガムに使用する場合
1)砂質土壌では薬害を生ずる恐れがあるので使用はさける。
2)播種時の覆土は3cm以上とする。また散播では使用しない。
3)薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行なう。
4)激しい降雨の予想される場合は使用しない。
5)ソルガムは品種が多く薬剤に対する品種間差もあるため、使用の際は必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受ける。
・はとむぎに使用する場合
1)砂質土壌や有機物の少ない土壌、過湿な土壌では薬害を生ずる恐れがあるので使用はさける。
2)播種時の覆土は3cm以上とする。
3)薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行う。
4)激しい降雨の予想される場合は使用しない。
・自動車などに散布液がかかると変色する恐れがあるので、散布液がかからないように注意する。
・散布や、調製に使用した器具類は、使用後水で十分洗浄する。
・使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
使用方法等については、商品添付のラベルをよくご確認いただくか、JA営農指導員までお問合せください。