・幅広い害虫種に効果
殺虫スペクトルが広く、難防除害虫に高い効果を示します。
・広範囲の作物登録
キャベツ、はくさい、レタス、トマト、きゅうり、ピーマン、だいずなど広範囲の作物に使用できます。
・速効性と浸透移行性
速効性と強い浸透移行性を併せ持っています。また粉立ちの少ない製剤なので使いやすい薬剤です。
「注意事項」
・使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
・本剤をなしに使用する場合、品種により葉に黒変の薬害を生じることがあるので注意する。
1)薬害が認められた事例がある品種
長十郎、新高、八雲及び愛甘水
2)薬害が認められていない品種
二十世紀、新水、幸水、豊水、新星、ゴールド二十世紀、新興、晩三吉、愛宕、新雪、今村秋、新世紀、豊月、秋甘泉、新甘泉、なつひめ、あきづき、涼月、夏さやか、おさゴールド、王秋、秋栄、筑水、八里、多摩、南水、越後錦、秋水、長寿、幸菊、ラ・フランス、ル レクチェ、マルグリット及びヤーリー
・ぶどうに対しては幼果期から果粒肥大期の散布は果粉の溶脱のおそれがあるので使用は避け、新梢伸長期から落花期及び袋かけ以降に使用する。
・メロン、うり科作物に対しては葉縁に薬害を生じるおそれがあるので、使用濃度、使用量を厳守し、幼苗期や高温時の使用を避ける。
・かんきつに対して希釈倍数 200~400倍で使用する場合、薬液が葉にかかると薬害を生ずるおそれがあるので、かからないように十分注意して散布する。
・スモモミハバチに対して使用する場合は開花盛期から落弁期までの間に使用する。
・蚕に対しては長期間毒性があるので、近くに桑園のある場合には絶対に桑葉にかからないようにする。
・散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節する。
・本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
・適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。